県公式・兵庫五国連邦プロジェクト

県公式・兵庫五国連邦プロジェクト

五国大喜利 ほうげんだもの

五国大喜利「ほうげんだもの」に
ご応募頂きました
みなさま、
まことに
ありがとうございました!!
合計327点の応募の
中から厳正な審査の結果、
受賞作品がついに決定!
以下の“勝手に名言”が
選出されました。
最優秀賞1作品、優秀賞3作品、
審査員特別賞2作品、佳作6作品、

受賞したみなさま、
おめでとうございます!!

最優秀賞

やっさ好きやねん
ペンネーム
さじきたかじん
名言の意味
播州、特に灘地域では祭り屋台を「やっさ」と言います。意味はそのまんま。祭月の10月によく聞かれます。いや、一年中ですね。
使用方言・モノ・場所
やっさ(市に源流をもつ「神輿屋根型」祭り屋台)【
元ネタ
関西を代表するあの名曲のタイトル「やっ〇好きやねん」

優秀賞

住人「とお」言う
ペンネーム
宝塚ゆめ子
名言の意味
神戸の住民が語尾を「~とお」と言うことを表現。「何しとお?」「これ知っとお?」告白は「好いとおよ」
使用方言・モノ・場所
神戸の方言「~とお」【神戸・阪神】
元ネタ
十人十色

優秀賞

一富士 二鷹サンライズ
ペンネーム
小森坂之上多代丸
名言の意味
パン屋さんや売り場でサンライズを見ると「神戸やなぁ」って何か安心する
使用方言・モノ・場所
サンライズ(他の地域でいう「メロンパン」)【神戸・阪神】
元ネタ
一富士ニ鷹三茄子

優秀賞

あぶろ、行きます!!
ペンネーム
修行僧一休
名言の意味
あぶろ(ゴキブリ)が出現すること。
使用方言・モノ・場所
あぶろ(ゴキブリのこと)【播磨】
元ネタ
不朽の名作アニメ主人公の有名なセリフ

兵庫県広報官 湯川カナ賞

ごうがわいても郷に従え
ペンネーム
ムロのシミズ
名言の意味
腹が立つことがあってもぐっと我慢して地域社会の和を大切にしましょう。
使用方言・モノ・場所
ごうがわく(腹が立つこと)【播磨】
元ネタ
郷に入れば郷に従え

ターザン山下賞

算数憎けりゃグレーも憎い
ペンネーム
たろから
名言の意味
算数嫌いが嵩じて、ノートの色のグレーも大嫌いになる。
使用方言・モノ・場所
神戸ノートの「算数帳」の表紙は、ずっとグレーなのです。【神戸・阪神】
元ネタ
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い

佳作

踊り疲れたデカンショの帰り
ペンネーム
太郎
名言の意味
これで青春も終わりかなとつぶやくような状態のこと
使用方言・モノ・場所
デカンショ【丹波】
元ネタ
踊り疲れたデ○スコの帰り(「大阪で○まれた女」の一節)
あめあめピリピリ母さんが蛇の目でお迎えなんどいや
ペンネーム
たろから
名言の意味
母さんが傘持って迎えに来たけど、傘もいらない小雨だったので「なんどいや」と舌打ちされた。
使用方言・モノ・場所
小雨を表す「ピリピリ」、「なんどいや」【播磨】
元ネタ
あめあめ降れ降れ母さんが蛇の目でお迎えうれしいな
迷わず住めよ、住めば分かるさ、一、二、三田ーッ!
ペンネーム
ナオッタケ
名言の意味
兵庫県に住むなら三田市に住もうと言う意味
使用方言・モノ・場所
三田市の三田【神戸・阪神】
元ネタ
赤いマフラータオルがトレードマークの格闘技レジェンドの有名なかけ声
同情するならカニをくれ
ペンネーム
すすむさん
名言の意味
京阪神からはちょっと遠い日本海。気軽に行くことのできない、車を持たないカニ好きの人の心の叫び
使用方言・モノ・場所
カニ【
元ネタ
同情するなら金をくれ
玉ねぎは小玉でも がいな甘い
ペンネーム
淡姫
名言の意味
の玉ねぎは糖度が高く甘い。小玉でもすごく甘い。
使用方言・モノ・場所
淡路弁で「がいな」は「すごい」の意【淡路】
元ネタ
山椒は小粒でもピリリと辛い
刃物の三木
ペンネーム
ナオッタケ
名言の意味
刃物と言えば、播州三木打刃物を生産している三木市
使用方言・モノ・場所
三木【播磨】
元ネタ
関西人なら誰でも知っている有名CM「メガネの三○~♪」

審査員総評

湯川カナ(兵庫県広報官)

【 総評 】 先日、世界史の専門家から、「『民族が滅びる』とは『言語が滅びる』こと」と聞きました。今回寄せられた数多くの方言ネタに、「ああ、五国は生きている!」と感激しています。方言を話し続けることは、ふるさと五国が存在し続けること。みなさまのおかげで、五国があるんですね。本当にありがとうございました!

【各賞へのコメント】

【 最優秀賞 】 審査でこの作品の番になった時、会場の全員が思わず声を揃えて歌い、一瞬のちに大爆笑。甲乙つけがたい秀作が並ぶなか、圧倒的なパワーでした。播州人の「心」、元ネタを1文字変えただけの「技」、誰もが口ずさめるパワーの「体」、すべてを兼ね備えた傑作だと思います。

【 湯川カナ賞 】 カルチャーギャップを感じたとき、つい「相手がおかしい」と思い、自分の正しさを主張したくなります。そんな時、いったん自分の常識を疑い、相手の目線に立って考えてみる態度って、とても素敵だと思います。SNSなどで相手を非難したり世界を分断したりする言葉があふれる現代だからこそ、「ごうがわいても郷に従え」と、いったん怒りを抑えて融合と世界平和を目指す心意気に、胸をうたれました。もちろん熱い魂の「ごうわく」が、やがて「郷」を内側から変えていくことを祈っています!

ターザン山下(Kiss FM KOBE サウンドクルー)

【 総評 】 今回、どの作品からも、それぞれの「五国」の言葉、「五国弁」に対する皆さまの愛と誇りを感じることができ、改めて兵庫「五国」の魅力を実感いたしました。数々の素晴らしい作品をお寄せいただき有難うございました。

【各賞へのコメント】

【 最優秀賞 】 とてもシンプルな作品ですが、地元のお祭りを愛する気持ちや情熱が、ストレートに心に刺さってきました。思わずメロディーとともに、口ずさんでしまいます。

【 ターザン山下賞 】 今も昔も神戸市内の小学校のほとんどは「神戸ノート」と呼ばれている独自の学習帳を使っています。それぞれの教科には表紙の色とデザインが統一されており、「算数」はグレーでした。色を見ただけで、その教科が頭に浮かんでしまうのは「神戸あるある」かも知れません。その事をうまく表現した、この作品に感動しました。ちなみに私は「社会科」があまり好きではなかったので、少しくすんだ「オレンジ色」を見ると、この作品の作者の方と同じ気持ちになります(笑)