大阪府豊中市で生まれ育ち結婚して神戸市に住みだして一番驚いたことですが 「春になるとイカナゴの釘煮を作るためにお母さん達が何日も家にこもり何キロもイカナゴを炊き続ける。日用雑貨店以外でもイカナゴ保存パックが売られて郵便局ではイカナゴを送る専用パックがあること」これはビックリです。
イカナゴが解禁されると色んな家からいい匂いがするようになる
良く2月末~3月頭にはしりの「いかなごのくぎ煮」が出回るが、明石市民から言わせると、あれは「くぎ煮」ではなく「佃煮」。 だいたい3月中旬の数日間に昼網で上がる5cm前後のいかなごを、キロ単位で買って来て、丸一日かけて作るのが「くぎ煮」。 当然その日は有休。くぎ煮作りに命を懸ける。
いかなごのくぎ煮を炊く醤油のにおいがしてきたら春!家のドア開けた瞬間から匂います( ^^ )街中醤油のにおい。あ、同時期に魚屋に朝から行列も。
いかなごのくぎ煮は、ほぼ神戸だけのソウルフード
いかなごのくぎに
をローカル食材と知らず、関東人との何気ない会話のなかで話したら
イナゴの煮物
と思われる。
春になると神戸ではいかなごを炊く。そして親戚知人に配る。けど、いかなごは毎年値上がりしているので、春頃の神戸のおばちゃんはスーパーで「いかなご解禁」をのチラシをみて一瞬喜び、値段をみて900円以上値上がりしていると怒りMAXになり、買わずに帰る。)味も家庭で全く違う。
早春の「いかなごのくぎ煮」の時期になると、スーパーや100均に、出来上がったくぎ煮を入れるタッパーが山積みで売られる。
なぜか最近、神戸・阪神でも固有の文化のように語られる「いかなご釘煮」だが、あれは元々は播磨の郷土料理だ。40年と数年前、垂水在住の友人の家で、毎年「釘煮」というのをを作っていると聞き、初めて見たそれを食わせてもらって「へ~え」と思った。明石の親戚と長田に嫁いだ「姉ちゃんの家」でも同じものを作るのだと、そのとき聞いたが、自分の知る限り、少なくとも神戸の兵庫区以東、北区以北で、「作っている」という例は、当時では見たことがない。
春はいかなご。
大阪府豊中市で生まれ育ち結婚して神戸市に住みだして一番驚いたことですが
「春になるとイカナゴの釘煮を作るためにお母さん達が何日も家にこもり何キロもイカナゴを炊き続ける。日用雑貨店以外でもイカナゴ保存パックが売られて郵便局ではイカナゴを送る専用パックがあること」これはビックリです。
イカナゴが解禁されると色んな家からいい匂いがするようになる
良く2月末~3月頭にはしりの「いかなごのくぎ煮」が出回るが、明石市民から言わせると、あれは「くぎ煮」ではなく「佃煮」。
だいたい3月中旬の数日間に昼網で上がる5cm前後のいかなごを、キロ単位で買って来て、丸一日かけて作るのが「くぎ煮」。
当然その日は有休。くぎ煮作りに命を懸ける。
いかなごのくぎ煮を炊く醤油のにおいがしてきたら春!家のドア開けた瞬間から匂います( ^^ )街中醤油のにおい。あ、同時期に魚屋に朝から行列も。
いかなごのくぎ煮は、ほぼ神戸だけのソウルフード
いかなごのくぎに
をローカル食材と知らず、関東人との何気ない会話のなかで話したら
イナゴの煮物
と思われる。
春になると神戸ではいかなごを炊く。そして親戚知人に配る。けど、いかなごは毎年値上がりしているので、春頃の神戸のおばちゃんはスーパーで「いかなご解禁」をのチラシをみて一瞬喜び、値段をみて900円以上値上がりしていると怒りMAXになり、買わずに帰る。)味も家庭で全く違う。
早春の「いかなごのくぎ煮」の時期になると、スーパーや100均に、出来上がったくぎ煮を入れるタッパーが山積みで売られる。
なぜか最近、神戸・阪神でも固有の文化のように語られる「いかなご釘煮」だが、あれは元々は播磨の郷土料理だ。
40年と数年前、垂水在住の友人の家で、毎年「釘煮」というのをを作っていると聞き、初めて見たそれを食わせてもらって「へ~え」と思った。
明石の親戚と長田に嫁いだ「姉ちゃんの家」でも同じものを作るのだと、そのとき聞いたが、自分の知る限り、少なくとも神戸の兵庫区以東、北区以北で、「作っている」という例は、当時では見たことがない。
春はいかなご。