【播磨】Episode010 (2021/03/01)
昔むかし、この急坂を取り合い、大蟹と狐とが勝負した。狐を出し抜き勝った大蟹は、やがて旅人をつかまえては狼藉三昧。そこに通りがかったのが弘法大師。たちまちこれを退治し、池の中の塚に閉じ込めた。坂についに「和」が訪れる。それ以来、この地を「和坂」と書いて「かにがさか」と呼ぶようになった(※諸説あります)。日本最古の地誌・播磨風土記の土地は、難読地名多し!
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