2019/03/21
今は、国道2号を「二国」、43号を「よんさん」と呼ぶようだが、かつて、「二国」は、43号のことだった。
2号線が「阪神国道」、略して「はんこく」と呼ばれていたのに対して、43号は「第二阪神(国道)」だったので、通称「二国」なのだった。
なので子供のころ、フランク永井の歌う『夜霧の第二国道』は、大阪から神戸へ向かっている歌、と思い込んでいた。
「国道」に関するあるある
「旧国(旧国道2号線)」の東端は、尼崎です。
西宮市内の「旧国」沿いは、お店も結構あってそれなりに賑やか。
明石や加古川では、国道2号を「2国」と呼びますが、かつての阪神間では「2国」は、「第2阪神国道」すなわち国道43号を指しました。
その辺、ちょっとややこしーですね。
明姫幹線ができるまで、そのさらに海側の道が国道250号で、「浜国道」略して「ハマコク」と呼ばれてました。
ちなみに「ハマコク」の起点は、朝霧の国道28号で、明石で錦江橋へ右折して、さらに本町通に左折、そのまま大観橋を渡って旧国道250号、というのが、そのルートです。
我が育ちの故郷・明石では、国道250号線は「めいかん(明姫幹線)」と言うが、更に海側にある道を「浜国」と呼ぶ。
加古川の友人は「浜国」も250号線だと言う。明石の「浜国」どこ行ったんや?
「神戸」に関するあるある
神戸市の市章は、「神戸」の頭文字、すなわち「カウベ」の「カ」の字を図案化したものだ。
ただいま、神戸のローマ字表記は「KOBE」だが、こちらも旧仮名遣いを採用して「KAWBE」の方が、かっこいいんじゃないか? と秘かに思っている。
野坂昭如・原作『火垂るの墓』、日本人の大半はアニメを見たことがある。
が、兵庫県以外の、ことに若い世代には、この物語が「神戸のお話し」とは、あまり知られていない。
以前、大阪の某学校でアンケートしたら、大半の学生が「大阪の話」と思い込んでいた。
舞台は「広島」と答えた人もいた。
鈴蘭台を含む北区山田町と、現在の東灘区は、元は同じ「武庫郡」だ。
なのに、東灘区が「神戸の代表」みたいな顔してるのに対して、山田町は「神戸のおまけ」的存在に甘んじている。
神戸市に編入されたのは、山田町の方がずっと早かったのに、実に不公平だと思う。
「霧」に関するあるある
「雨がピリピリする」と言う言い回しが通じる範囲は、どのくらいなんでしょうね。
多分、播磨弁?
「ピリピリ」は霧雨程度の降雨があること。
因みに自分は東播出身、摂津育ち。
親戚や、会社(摂津エリア)の年配社員には通じたけど、若いコと他府県出身の社員には通じませんでした。
「痺れるんですか?」とか聞かれました。なんでやねん。
今は、国道2号を「二国」、43号を「よんさん」と呼ぶようだが、かつて、「二国」は、43号のことだった。
2号線が「阪神国道」、略して「はんこく」と呼ばれていたのに対して、43号は「第二阪神(国道)」だったので、通称「二国」なのだった。
なので子供のころ、フランク永井の歌う『夜霧の第二国道』は、大阪から神戸へ向かっている歌、と思い込んでいた。