2019/02/28
阪神間のお嬢様は、世間でよく言われる神戸あるあるの1/3くらいしか実体験として理解できていない。とくれん?日番?神戸ノート?なあにそれ。ファミリアのアップリケのバッグ?持たせてもらえなかったわ。でも、それすらもちょびっとだけ自慢に思っていたり。
「とくれん」に関するあるある
正月の雑煮といえば関西では味噌味というが、神戸は比較的すまし雑煮。みかんゼリーといえばとくれん。ハーバーランドのプロミナを未だに「元オーガスタビル」と言う。西隣は「ハーバーサーカス」三宮の東急ハンズ付近の景観が大阪っぽくなって嘆いてる。近所なのに行かない異人館。
小学校の給食で出たとくれんのプデナオレンジは余りが出たら争奪戦だった・・半解凍のしゃりしゃり感がたまらない
給食で印象に残っているのはとくれんのオレンジゼリーとさかなっつハイ。
「ファミリア」に関するあるある
母子手帳のカバーはファミリア。
神戸市にいたっては母子手帳そのものがファミリアデザイン
ファミリアのトートバッグを使うのは私学のリセ
ケーニヒスクローネのビニールバッグを使うのはマダム
業務スーパーの黄色に茶色の紐のバッグを使うのがおっちゃん・おばあちゃん
出身は四国なのですが、神戸に引っ越して来て、女子高生のファミリアのレッスンバッグ率にびっくりしました。
「日番」に関するあるある
小学生の頃、関東の友達と学校について話していた時、自分が、「この前日番になって〜」と話し始めたら、「日番って何?」と聞かれた。
神戸では、日直の事を日番と言う
日直のことを日番といい、林間学校のことを自然学校という。駐車場はモータープール。
日直を日番といい、学校は土足
「神戸」に関するあるある
神戸市の市章は、「神戸」の頭文字、すなわち「カウベ」の「カ」の字を図案化したものだ。
ただいま、神戸のローマ字表記は「KOBE」だが、こちらも旧仮名遣いを採用して「KAWBE」の方が、かっこいいんじゃないか? と秘かに思っている。
野坂昭如・原作『火垂るの墓』、日本人の大半はアニメを見たことがある。
が、兵庫県以外の、ことに若い世代には、この物語が「神戸のお話し」とは、あまり知られていない。
以前、大阪の某学校でアンケートしたら、大半の学生が「大阪の話」と思い込んでいた。
舞台は「広島」と答えた人もいた。
鈴蘭台を含む北区山田町と、現在の東灘区は、元は同じ「武庫郡」だ。
なのに、東灘区が「神戸の代表」みたいな顔してるのに対して、山田町は「神戸のおまけ」的存在に甘んじている。
神戸市に編入されたのは、山田町の方がずっと早かったのに、実に不公平だと思う。
「神戸ノート」に関するあるある
私たちは、ラジオ体操ではなく神戸体操で育ちました。ノートも、神戸ノートで勉強しました。灘生協は、コープさんと呼んでました。それが、神戸市だけとは思わず、もう50代最後
たくさん神戸の名のつくブランドはあるけれども、実際に馴染みのある神戸ブランドは小学校の時に使う神戸ノートだけ
ここを見て初めて、子どもの頃使っていたノートが神戸ノートと言われていて、神戸でしか使われていないと知った……マジかー