湯巡りスタンプラリーがあるほどの温泉地、但馬で湯上がりに一杯!靴製造業のまち、神戸市長田の職人さんや、淡路の漁師さんたちも、仕事終わりに一杯!播磨の祭りではみんなで一杯、神戸・阪神間の灘五郷のお酒も一杯!…という具合にお酒が楽しまれている故のランキング結果かどうかは分かりませんが、妄想は膨らみます。
10位以内に播磨地域が7市町ランクイン。しかも加東市は10年連続1位!市民の取り組みが実を結んでいるのは間違いないですが、加東市の地場産品で明治初期から数々の博覧会で賞を受けた播州針も、当初は三木の金物の残った材料で製造していたとか。ものを生かす精神が脈々と受け継がれているのかもしれませんね。
1位の但馬地域は西日本でも有数の米どころ。おいしいのはもちろん、「かにのほほえみ」「俺たちの武勇田米」などネーミングセンス光る個性的なブランド米が多数。一方、5位の神戸・阪神地域はパン文化が根付いている証拠!?ちなみに、神戸が食べているパンは、丸くないけどメロンパン。
トップ10に市内の3館全てがランクインした三木市は、図書館の貸出数で全国3位※に輝くほど読書家が多いまち。1位の吉川図書館は「今日の献立選びに」とレシピ本を借りる人、農作業帰りに長靴姿で立ち寄る人など市民の暮らしに根付いているそう。ちなみに、神戸市と播磨7市3町の住民も利用できます。※日本図書館協会「図書館年鑑2021」人口6万人~8万人の全国の公立図書館110市区町中
1位の多可町は「敬老の日」発祥のまち。戦後の混乱が続いていた1947(昭和22)年、多可郡野間谷村の村長が、子どもたちを戦地に送った親たちを慰労したいと敬老会を開いたのが始まりだとか。お年寄りを敬う気持ちに地域の優劣はなくとも、多可町が敬老の先進地であることは間違いない?!
今年で104回目となる「全国高校野球選手権大会」(夏の甲子園)。出場回数1位と3位には、阪神甲子園球場がある地元、西宮市の学校がランクイン。同市では、小・中学校の「連合体育大会」や「成人式」もとい「二十歳のつどい」も阪神甲子園球場で行うのだとか。ぜ、ぜいたく…!