神戸市民でも知る人は少ない、兵庫大仏・・・
記念館があるから、宝塚市生まれだと思われがちな手塚治虫。実は大阪生まれ。しかし、育ちは宝塚で、宝塚歌劇等の宝塚の風景が後の作品に影響を与えたので、宝塚にこそ記念館があるべきである。
鳥取県境港市が、「ゲゲゲの鬼太郎のふるさと」と言われるのに少し抵抗がある。水木しげるのペンネームは、神戸市兵庫区水木通にあったアパート・水木荘に住んでいた事に由来し、そこで鬼太郎の原型となる話も描かれたというのに・・・しかし、水木しげるが妖怪に興味を持ったのが、境港に住んでいた時代であるだけに、強く反論出来ない・・・
神戸出身の横溝正史のイメージを、岡山県に取られているのが歯がゆい・・・八つ墓村、悪魔の手鞠唄、悪魔が来たりて笛を吹く等、一部神戸が出て来る作品もあるが・・・
神戸のライバルは横浜、と良く言われるが、平家ゆかりの地域に住む人は、密かに鎌倉をライバル視している。やっぱり神奈川県・・・
「摂津本山」「丹波大山」「播磨新宮」等々、駅名に旧国名が冠される例は多いが、「播磨赤穂」ではなくて「播州赤穂」なのは、あきらかに忠臣蔵を意識している、と思う。
姫路のソウルフードは、寿屋のぶどうパンです。給食のパンは、寿屋のパンでした。
浜手の播州人は、JRより山電が好きだ。
尼崎は大阪やと思ってるのは、他府県民と阪急沿線住民。
神戸港の歴史とか御影の歴史がやたら授業がある。
灘五郷に江戸時代からあった蔵元のいくつかは、明治から昭和戦前にかけて、酒造だけではなく、銀行、海運、観光、ホテル等々の事業にも乗り出し、巨大財閥に成長した。これらの財閥の存在が、いわゆる阪神モダニズムと呼ばれる文化の醸成に、大きく寄与したのは、間違いない。「朝日新聞」もまた、その蔵元財閥のひとつが興した新聞だ。
宝塚音楽学校の卒業式、合格発表、入学式がニュースに登場するのは、兵庫県だけではなく、もはや関西の春の風物詩だ。が、その宝塚の町が、元は「温泉街」として開発され、歌劇も元々は「温泉の余興」だったことは、もはや地元民ですら覚えていない。
今の神戸・阪神、とくに神戸市須磨区から尼崎市・伊丹市あたりまでは、尼崎藩領と天領や旗本の知行地が、それぞれ飛び地となって、かなり複雑に入り組んでいたようだ。なので、西宮や伊丹、神戸市東部では、今も「従是南尼崎領(これよりみなみあまがさきりょう)」と刻まれた石の道標が、あちこちいたるところに残っている。ちなみに「南」のところには、場所によっていろんな方角が入る。うちの近所(西宮です)にある道標は、「従是東尼崎領」とあり、その裏面に「従是西他領」と刻まれている。
今年のNHK大河ドラマは、神戸・阪神ゆかりのドラマでもある。物語のキーパーソン・嘉納治五郎は、灘五郷の中でも「菊正宗」で知られる財閥・嘉納家の御曹司だ。
お正月に帰省しなくてもいいけど、お祭りに帰らない(帰れない)と、「なんでや」とわけを問われる。
姫路城に入場して改めて「広いなぁ」と痛感します。・・・何LDKなんだろう。
話の終わりにそれが確かな情報であろうがなかろうが
なんか知らんけど
という言葉がつく
神戸は疑問系の時「〜しとん?」という。
ねとん、おきとん、なにしとん
昔、新聞で「JR姫新線で列車が鹿と衝突…」という記事があって「…運行ダイヤに支障はなかった…」妙に納得した覚えがある。のどかでいいよ姫新線。
野球シーズンが始まると、JR甲子園口駅に置かれる看板がお気に入り。「甲子園球場まで バスで約10分 徒歩で約40分」
駅名に「甲子園」ってつくから、甲子園球場に近いのかと思われがちですが、結構離れてます。
甲子園球場には阪神電車でいきましょう。
姫路城見て育ってるので、熊本で熊本城を誇らしげにしている現地の方に、「黒くて目立たないし、小さいなあ。」と私が発言したら驚かれたけど、姫路から来たと言えば納得された。
なお、姫路城の発音から「城」を抜くのが正しい「姫路」やのに、関西の人以外はけったいな「姫路」の発音するのに笑ける。
生まれる(1975年)前に既に廃線になっていた姫路モノレールの高架跡。
九州にいたころ、同級生たちが新幹線で姫路を通過したときに、「あれ何?」と訊ねられて答えようも無かった。
けなされてるはずなのに、何故か「日本一きちゃない言葉・播州弁!」と誇らしげに言う播州人。
神戸駅にほど近い「稲荷市場」は、完膚なきまでにシャッター商店街だが、そのいちばん端っこで今も元気に営業中のお好み焼き屋は、かつて、あのイチローも通った店。そのイチローが好んで食べた「海苔巻き」(※お好み焼きの海苔巻き、なのだ)は、多分全国でもここにしかない。
「出石」を読むときのアクセントは、「姫路」と同じ平板アクセント。
「ドンク」「ユーハイム」「ケーニヒスクローネ」この3店に限って言えば、たいていの関東人は「東京のお店」と認識している。神戸に来たとき、この店を見て「あ、神戸にもあるんだ」と言ったのは、埼玉人と千葉人、東京人だった。逆に自分は、青山の「ヨックモック」の本店は、神戸だ、と思い込んでいた。
明石市は、旧明石郡の西区や垂水区を取り戻し、近年の人口増の勢いを加速させたいと思っている。
全国ネットで各テレビ局を見るとき、兵庫県と出たら大体は神戸が映る。神戸以外も写してほしい。
話題の「姫路」アクセント問題。関東人に文章で説明するときは、竹久夢二の「夢二」や「夢路」ではなく、(茸の)「しめじ」、と説明すると、分かりやすいようだ。
名神高速は、日本初の高速自動車国道だった。名神の「神」は神戸なのだが、実はこの道路が神戸を通っていない、というのは、意外に知られていない。「名」の名古屋も、実は通ってなかったりする。
神戸市民でも知る人は少ない、兵庫大仏・・・
記念館があるから、宝塚市生まれだと思われがちな手塚治虫。
実は大阪生まれ。
しかし、育ちは宝塚で、宝塚歌劇等の宝塚の風景が後の作品に影響を与えたので、宝塚にこそ記念館があるべきである。
鳥取県境港市が、「ゲゲゲの鬼太郎のふるさと」と言われるのに少し抵抗がある。
水木しげるのペンネームは、神戸市兵庫区水木通にあったアパート・水木荘に住んでいた事に由来し、そこで鬼太郎の原型となる話も描かれたというのに・・・
しかし、水木しげるが妖怪に興味を持ったのが、境港に住んでいた時代であるだけに、強く反論出来ない・・・
神戸出身の横溝正史のイメージを、岡山県に取られているのが歯がゆい・・・
八つ墓村、悪魔の手鞠唄、悪魔が来たりて笛を吹く等、一部神戸が出て来る作品もあるが・・・
神戸のライバルは横浜、と良く言われるが、平家ゆかりの地域に住む人は、密かに鎌倉をライバル視している。
やっぱり神奈川県・・・
「摂津本山」「丹波大山」「播磨新宮」等々、駅名に旧国名が冠される例は多いが、「播磨赤穂」ではなくて「播州赤穂」なのは、あきらかに忠臣蔵を意識している、と思う。
姫路のソウルフードは、寿屋のぶどうパンです。給食のパンは、寿屋のパンでした。
浜手の播州人は、JRより山電が好きだ。
尼崎は大阪やと思ってるのは、他府県民と阪急沿線住民。
神戸港の歴史とか御影の歴史がやたら授業がある。
灘五郷に江戸時代からあった蔵元のいくつかは、明治から昭和戦前にかけて、酒造だけではなく、銀行、海運、観光、ホテル等々の事業にも乗り出し、巨大財閥に成長した。
これらの財閥の存在が、いわゆる阪神モダニズムと呼ばれる文化の醸成に、大きく寄与したのは、間違いない。
「朝日新聞」もまた、その蔵元財閥のひとつが興した新聞だ。
宝塚音楽学校の卒業式、合格発表、入学式がニュースに登場するのは、兵庫県だけではなく、もはや関西の春の風物詩だ。
が、その宝塚の町が、元は「温泉街」として開発され、歌劇も元々は「温泉の余興」だったことは、もはや地元民ですら覚えていない。
今の神戸・阪神、とくに神戸市須磨区から尼崎市・伊丹市あたりまでは、尼崎藩領と天領や旗本の知行地が、それぞれ飛び地となって、かなり複雑に入り組んでいたようだ。
なので、西宮や伊丹、神戸市東部では、今も「従是南尼崎領(これよりみなみあまがさきりょう)」と刻まれた石の道標が、あちこちいたるところに残っている。
ちなみに「南」のところには、場所によっていろんな方角が入る。
うちの近所(西宮です)にある道標は、「従是東尼崎領」とあり、その裏面に「従是西他領」と刻まれている。
今年のNHK大河ドラマは、神戸・阪神ゆかりのドラマでもある。
物語のキーパーソン・嘉納治五郎は、灘五郷の中でも「菊正宗」で知られる財閥・嘉納家の御曹司だ。
お正月に帰省しなくてもいいけど、お祭りに帰らない(帰れない)と、「なんでや」とわけを問われる。
姫路城に入場して改めて「広いなぁ」と痛感します。・・・何LDKなんだろう。
話の終わりに
それが確かな情報であろうがなかろうが
なんか知らんけど
という言葉がつく
神戸は疑問系の時
「〜しとん?」
という。
ねとん、おきとん、なにしとん
昔、新聞で「JR姫新線で列車が鹿と衝突…」という記事があって「…運行ダイヤに支障はなかった…」妙に納得した覚えがある。のどかでいいよ姫新線。
野球シーズンが始まると、JR甲子園口駅に置かれる看板がお気に入り。
「甲子園球場まで
バスで約10分
徒歩で約40分」
駅名に「甲子園」ってつくから、甲子園球場に近いのかと思われがちですが、結構離れてます。
甲子園球場には阪神電車でいきましょう。
姫路城見て育ってるので、熊本で熊本城を誇らしげにしている現地の方に、
「黒くて目立たないし、小さいなあ。」
と私が発言したら驚かれたけど、姫路から来たと言えば納得された。
なお、姫路城の発音から「城」を抜くのが正しい「姫路」やのに、関西の人以外はけったいな「姫路」の発音するのに笑ける。
生まれる(1975年)前に既に廃線になっていた姫路モノレールの高架跡。
九州にいたころ、同級生たちが新幹線で姫路を通過したときに、「あれ何?」と訊ねられて答えようも無かった。
けなされてるはずなのに、何故か「日本一きちゃない言葉・播州弁!」と誇らしげに言う播州人。
神戸駅にほど近い「稲荷市場」は、完膚なきまでにシャッター商店街だが、そのいちばん端っこで今も元気に営業中のお好み焼き屋は、かつて、あのイチローも通った店。
そのイチローが好んで食べた「海苔巻き」(※お好み焼きの海苔巻き、なのだ)は、多分全国でもここにしかない。
「出石」を読むときのアクセントは、「姫路」と同じ平板アクセント。
「ドンク」「ユーハイム」「ケーニヒスクローネ」
この3店に限って言えば、たいていの関東人は「東京のお店」と認識している。
神戸に来たとき、この店を見て「あ、神戸にもあるんだ」と言ったのは、埼玉人と千葉人、東京人だった。
逆に自分は、青山の「ヨックモック」の本店は、神戸だ、と思い込んでいた。
明石市は、旧明石郡の西区や垂水区を取り戻し、近年の人口増の勢いを加速させたいと思っている。
全国ネットで各テレビ局を見るとき、兵庫県と出たら大体は神戸が映る。神戸以外も写してほしい。
話題の「姫路」アクセント問題。
関東人に文章で説明するときは、竹久夢二の「夢二」や「夢路」ではなく、(茸の)「しめじ」、と説明すると、分かりやすいようだ。
名神高速は、日本初の高速自動車国道だった。
名神の「神」は神戸なのだが、実はこの道路が神戸を通っていない、というのは、意外に知られていない。
「名」の名古屋も、実は通ってなかったりする。