1970年代、当時一世を風靡していた野坂昭如さんが、コート姿で、臨港線と貨物駅の線路上を歩くコマーシャルが、全国区で放映されてもおりました。 野坂作品で描かれた、戦時中と戦後の神戸の風景もまた、なくなって久しいですね。 『火垂るの墓』の風景も。
その臨港線は、その先、国道2号の脇を通って、湊川駅、現在のハーバーランドまで繋がってました。 1990年ころにはまだ残っていて、海上保安部や法務局の入ってるビルの玄関前には線路がある、というシュールな光景が見られました。 線路の跡が今は遊歩道になってます。
幼い頃、阪神岩屋駅に行く時、通った踏切。下りていることが少ない遮断機が、踏切の音とともに下がると、貨物列車がどちらから来るかとワクワクした。迫力の機関車に目の前で引かれていく貨車を、ひとつふたつと数えるのが楽しみだった。
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話題のないないあるある
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