そこだけ時間が止まったような空間でしたね。店主さんはテニスが趣味で、話が合いました。解体される時、小磯良平らの壁の寄せ書きは、丁寧に外されて、神戸ゆかりの美術館に寄付されたとか。似たようなお店は創れるでしょうが、あの空気、あの雰囲気は作れないでしょう。
元々は関西学院の近く(中央区上筒井)にあって加納町に移転。司馬遼太郎も「ここは日本最古のバーではないか」と「そして神戸」の中で語っています。
15年ほど前に行きました、壁に小磯良平や竹中郁の寄せ書き(www.kobe-np.co.jp/news/odekake-plus/news/detail.shtml?news/odekake-plus/news/pickup/201701/9860608)がありました。
加納町の交差点近くにあって、創業は大正時代。 谷崎潤一郎や小磯良平に愛された店で、神戸の画壇、文壇の人々が集まる店だったとか。 昔、東京で、元画家の喫茶店ママに「神戸だったら、ここ知っってる?」と教えられたのだけど、行く機会がないままに。 なくなる前に一度行きたかった店でした。
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