当時「汽車通学」の生徒たちは、なので下手すると待ち時間が1時間ほどもあり、それぞれが工夫して三田駅近辺で時間を潰していた。 本屋で立ち読み、が一番オーソドックスな時間の潰し方だった。 駅前のバスターミナル発着の神姫バス利用者もまた、おなじような状況だった。
まだ電化前の国鉄三田駅の改札口は、閉まってる時間の方が長かった。 列車の到着時刻が近づくと、駅員が改札口に立って、おもむろに改札を開始するのだった。乗客は、改札が開くまで、ホームには入れなかった。 列車の本数は、ほぼ1時間に1本だったので、それで充分に機能していたのだった。
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話題のないないあるある
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